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名勝

神戸の名勝

庭園、橋梁、峡谷、海浜、山岳などのうち、芸術上又は観賞上価値が高いものを名勝と呼んでいます。神戸では指定登録をされている庭園・公園があります。

寺院の庭園

寺院に伴う庭園の多くは枯山水式庭園と呼ばれるものです。その代表的なものは西区の太山寺・如意寺と北区の石峯寺の塔頭寺院の庭園です。中でも太山寺の塔頭寺院にある安養院庭園(国指定)は、庭園の構成などから安土桃山時代の作庭と考えられ、優れた構造と背後の原生林を借景とした優美な枯山水式庭園です。

明治時代以降の庭園・公園

外国人居留地が返還された後、様々な企業が拠点を置いたことに加え、六甲山系南麓地域が実業家や中産階級の住宅地として開発されたこともあり、近代以降の優れた庭園が存在しています。東灘区の旧乾家庭園(市指定)や中央区の相楽園(国登録)、須磨区の西尾邸庭園(市指定)は、戦前の実業家が自身の邸宅内に造らせたものです。旧乾家庭園は、洋館と和館に伴い、洋式庭園と流水観賞式の和式庭園を作庭しています。相楽園は池泉回遊式庭園で、改修なども見られますが明治時代の大庭園の雰囲気を味わうことができます。ここでは、旧小寺家厩舎(国指定)、旧ハッサム住宅(国指定)や船屋形(国指定)も見ることができます。また、外国人のレクリエーションの場として作られた中央区の東遊園地(国登録)や、六甲山域の最初の植生再生地や居留外国人の墓地である北区の再度山公園・再度山永久植生保存地・神戸外国人墓地(国指定)は、近代神戸の発展を物語る歴史的な遺産と言えます。